【企業・法人対象】蛍光灯や水銀灯をLEDに交換する効果と実例

企業・法人対象。照明をLEDに交換するメリットと事例紹介

蛍光灯や水銀灯をLEDに交換する一番のメリットは、電気代を大幅に削減できることです。
ほかには、寿命が長いので交換する手間が省けることや虫が寄り付きにくいなどのさまざまなメリットがあります。

このページでは、照明をLEDに交換するメリットと、補助金を活用した電気代削減の事例を知ることができます。
LEDのメリットは、18個以上紹介しています。

明電産業グループは昭和23年創業の電設資材の商社です。
補助金を使った電気代の削減が得意で、中小企業の補助金の申請をサポートしています。

重要なポイント

蛍光灯や水銀灯をLEDに交換するメリット

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蛍光灯や水銀灯をLEDに交換することは、経済的メリットが非常に大きいです。
ほかにも、調光ができてからバーバリエーションが豊富であることや、紫外線を出さないので虫がよってこないことなどメリットが数多くあります。
ここでは、LED照明に交換(更新)するメリットを解説します。
LEDのメリットは、18個以上紹介しています。

電気代やメンテナンスコストが大幅に削減できる

蛍光灯からLEDに交換する場合は、約50%以上の省エネ効果があります。
工場や屋外の水銀灯の場合は約75%の省エネ効果があるので、いずれも電気代を大幅に削減することができます。

LEDは長寿命というメリットもあります。
耐用時間は4万時間程度とされているため、単純に1日10時間・年間245日使用と考えると16年前後使用できる計算となります。
この間に交換の手間や費用がかからないため、メンテナンスコストも不要です。

作業環境の改善

事務所や工場では、明るさの基準がJIS照明基準等で定められています。
具体的には、一般的な事務所では500lx(ルクス)~700lx、一般作業の工場では300lx~750lxです。
※lx(ルクス)=照度を示す単位。

しかし、現実的にはこの明るさの基準に達していない環境も少なくありません。
LEDに交換するときには、当社のような照明のプロが照度計算をします。
照度計算では必要な明るさを確保するため、照明の台数や明るさを調整します。

蛍光灯や水銀灯で困ることと、甲子園球場の事例

蛍光灯はメーカー各社が既に製造を中止しており、LED照明が主流になりつつあります。
水銀灯は、水俣条約により既に2020年で製造・輸入が禁止されたため、今では実質手に入らない状態となっています。

LED照明で有名なパナソニック株式会社では2020年6月末に水銀灯の製造を終了。
その他のメーカーもぞくぞくと製造を終了しています。

身近な例では、甲子園球場のナイター照明が全てLEDにリニューアルされました。
1956年にはじめてナイター照明がつき、明るさを確保するために2種類の照明を使った「カクテル光源」が導入されました。
このカクテル光源では水銀灯が使われていましたが、2022年には全照明がLED照明にリニューアルされました。

LEDへの交換は早ければ早いほど電気代の削減に貢献できるので、補助金が使えるうちに交換することが最適です。

LED照明のメリット

LED照明に交換するメリットは、数え切りえないほどあります。
先ほど解説したメリット以外には、次のようなものがあります。

【LED更新(交換)のメリット】
①補助金が使える場合がある:地方自治体によっては、LED化が補助金対象になります。
②電気料金が抑えられ、経済的:蛍光灯に比べて、省エネ効果が非常に高い
③カラーバリエーションが多い:色温度の幅が広い為、様々な用途に合わせて器具を選定することができます。
④点灯までの時間が短い:発光の応答時間が非常に短いため、通電するだけで瞬時に点灯
⑤寿命が長い:白熱電球の約40倍、蛍光灯の約4倍の4万時間。頻繁にON/OFF切り替えもOK
⑥CO2の削減:消費電力が少ないため、二酸化炭素の排水量が少ない
⑦環境にやさしい:水銀、鉛、カドミウムを使用しない。紫外線、赤外線が少ない。(虫がよりつきにくい)
⑧振動に強い:シリコン樹脂などでコーティングされているため白熱電球・蛍光灯よりも衝撃に強く割れにくい。
⑨ヒートシンク:熱を放出するためのヒートシンクが内蔵されており、長期間の使用でも発熱が少ない。
⑩フリッカーが少ない:フリッカー(点滅)が少なく、眼精疲労の軽減が期待
⑪フットプリントが小さい:蛍光灯や白熱電球と比較して非常にコンパクトであるため、スペースを節約
⑫静音性:発光に伴うノイズがないため、静かな環境でも使用できます
⑬デジタル制御:デジタル制御が可能で、カラーや明るさを柔軟に調整することができます。
⑭耐熱性:熱に強く、高温多湿の環境にも耐えることができます。
⑮耐寒性:低温でも正常に動作するため、寒冷地や屋外での使用に適している。
⑯柔軟性:フレキシブルな素材に組み込まれることができるため、複雑な形状や曲面にも適用可能
⑰非常時対応:バッテリーなどの小型電源と組み合わせることで非常時に備えた照明としても利用可
⑱室内植物の成長に適している:赤色と青色の発光ダイオードの組み合わで、植物の成長に必要な波長の光を出すことができる
上記のほかにも、大量生産に向いているため安価であることなどが挙げられます。

LED照明のデメリット

LED照明に交換するメリットは数え切りえないほどありますが、デメリットもあります。
デメリットを10点解説します。

①価格:LEDは従来の光源よりも高価格です。しかし、技術進歩により価格下がっています。
②温度依存性:LEDは温度に敏感であり、高温では寿命が短くなります。また、低温では光の出力が低下することがあります。
③調光性:一部のLEDは調光機能があるものとないものがあります。
④色温度:一部のLEDは色温度が高いため、暖色系の照明が好まれる場所で使うと不自然に見えることがあります。
⑤電源の品質:LEDは電源の品質に敏感であり、不良品質の電源を使うと寿命が短くなったり点滅したりすることがあります。
⑥光の方向性:点光源であるため、周囲の広範囲に光を行き渡らせることができないため、複数台で調整します。
⑦色再現性: 一部のLEDは、青色の再現性が悪い傾向があります。
⑧ブルーライト: 長時間の使用により目の疲れや眩しさを感じます。就寝前に使用すると睡眠の質を低下させることが知られています。
⑨電磁干渉: 一部のLED製品は、電磁干渉を引き起こすことがあります。
⑩色変化: LEDは時間の経過とともに、光の色が変化することがあります。

LED照明のメリットとデメリットを解説しました。
LEDは白熱球や蛍光灯に比べてメリットが多く、照明の主流になりつつあります。
経済効果が高いため、電気代高騰でお困りの場合はLEDへの交換が必須です。

LED照明導入の事例(補助金あり)

LED照明導入の事例(補助金あり)

LED照明の導入効果は、事例ページをご覧ください。蛍光灯や水銀灯をLEDに交換した事例を紹介します。

明電産業グループでは、補助金を使った電気代の削減事例が多数あります。
もっと詳しい事例を確認したい場合は、事例紹介をご参考ください。
クリックすると、詳細ページの記事に移動します。

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【照明LED化の事例(一部抜粋)】
【事例】補助金100万円で蛍光灯からLEDに交換した効果

【事例】補助金100万円で蛍光灯からLEDに交換した効果②

【実績紹介】LED照明|栃木県の補助金30万円を使って年間16万円の電気代削減

補助金を使った電気代削減シミュレーション

明電産業グループでは、補助金を活用した電気代削減ができます。
補助金シミュレーションは無料でご利用いただけます。

以下の資料は、ある企業様のLED照明へのリニューアル(交換)の事例です。
補助金活用事例をもとに電気代削減と投資回収のシミュレーションした結果です。

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栃木県でLED照明に使える補助金「脱炭素社会づくり促進事業(事業者向け補助金)」をもとに、シミュレーションしました。
初期費用は83万円かかりますが、補助金(施工費の1/3の補助)を使った場合、4.5年で回収できます。

この補助金を詳しく解説したページがありますので栃木県の企業様はご覧ください。
【令和5年・補助金・栃木県】太陽光発電・蓄電池・LED照明・空調に使える補助金

補助金の申請の流れについて

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補助金の申請をするには、シミュレーションや申請書類の作成が必要です。
補助金申請までの大まかな流れを解説します。

【補助金申請の流れ】
①現地調査(現調)
②見積シミュレーション(投資回収期間)
③申請書作成
④施工(電力計測器が必要)
⑤完了報告
⑥完了検査(地方自治体による検査)
⑦導入結果報告(導入1年後に実施)

補助金申請で手間が掛かるのが、②のシミュレーションや③申請書作成です。
専門的な知識が必要だけではなく、申請書の作成には手間がかかります。

さらに、補助金申請は100%採択されるわけではありません。
できるだけ手間をかけずに補助金を使いたいなら、補助金申請に慣れている方にご相談するのが無難です。

相談の前に、いますぐ補助金について知りたい方は、補助金をまとめた資料を期間限定で公開しています。
どなたでも無料で見れますので、まずは補助金まとめ資料をご覧ください。

資料ダウンロード

LED照明の交換は、電気代の大幅な削減や作業環境の改善ができます。

初期費用がかかってしまいますが、補助金や税制優遇制度などをうまく使えば、費用負担を減らして投資回収期間を短くすることができます。

もしも蛍光灯や水銀灯が残っていて、電気代を削減したいのであれば、補助金活用をご検討ください。

補助金を使ったことがない場合は、無料で現地調査やシミュレーションをしますので、お気軽にご相談ください。

【都道府県別】LED照明更新に使える補助金・助成金まとめ

コラム:2027年の蛍光灯の生産終了問題

補助金申請の流れ(申請まで1週間から3か月程度)

補助金の申請書類の作成は、1週間から3か月程度です。以下の内容はすべて無料ですので、ご安心ください。

申請期間の確認

期限に間に合わない場合は、別の補助金を探すのでご相談ください。

明電産業グループにご連絡

補助金は条件や申請方法が複雑なので、条件に合う補助金を探します。

現地調査

現地で設備や設置場所を確認して、補助金の条件に合っているか確認します。

見積りと補助金額のご連絡

補助金申請に使える見積書を作成します。

補助金の申請手続き(当社が無料代行)

実施することが決まった場合にはご連絡ください。
補助金の書類作成はとても大変ですので、当社で作成します。

\ 30秒で完了&電話番号不要/

補助金申請の基本的な流れです。補助金の条件によって内容は異なりますが、すべて無料で対応します。

よくあるご質問(Q&A)

補助金の申請代行の費用は無料ですか?

はい、無料です。施工(工事)を進めながら、申請手続きも一緒に済ませます。

補助金が採択されなかった場合は、費用は発生しませんのでご安心ください。

補助金はいくらもらえるの?

補助金によって変わります。補助金の上限が100万円程度から1億円程度のものまであります。

費用に対して、1/3や1/2以内などの制限がある場合が多いです。

補助金はいつもらえるの?

半年程度です。

次のような流れで進み、補助金がもらえるのは最後になります。

①現地調査・見積り作成→②申請→③審査→④工事(施工)→⑤補助金実績報告→⑥補助金の受領

※それぞれ1か月程度

補助金申請をする際は、疑問点や不安点が多いと思います。お客様からのご質問をまとめていますのでご覧ください。

補助金を使えば導入コストを大幅に削減できる

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法人が省エネや再エネ設備を導入するなら、補助金の活用が必須です。なぜなら、補助金を使えば導入コストを大幅に削減できるからです。

補助金のデメリットは申請手続きがとても面倒であることと、申請しても採択されるかどうかわからないことです。

明電産業グループは昭和23年創業の電設資材の専門商社です。設備の仕入れから施工に加えて、無料で補助金の申請代行をおこないます。

もしもあなたの企業で補助金申請を検討しているのであれば、まずはご相談ください。ご自身で調べて苦労するより、ご相談いただいた方が早く見つけられます。

補助金の申請代行は無料です。
補助金探しにお疲れではありませんか?
時間と労力をかけても自社に合う補助金が見つからない…そんなお悩み、私たちが解決します。
複雑な申請手続きもプロにお任せください。

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    例)省エネ株式会社

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    例)山田太郎

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    例)meiden@shouene.com

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    例)市区町村・台数・設置場所・工事時期・電話番号等があれば、すぐに補助金を探せます

    申請代行のみのご相談は承っておりません

    重要なポイント