業務用エアコンはオフィス、施設の中でも消費電力が多い機器です。
交換費用が高いことから、なるべく長く持たせるようにし、「壊れたら交換」と考えるケースが多いのですが、今後も電気代の高騰が止まらなそうな状況を考えると、
なるべく早めに交換した方が、長期的に見てコストカットにつながる可能性があります。
この記事では、エアコンの電力消費と、交換による電気代削減の実例を紹介します。
消費エネルギーの1番のウエイトを占める、エアコンの電力使用量
エアコンの電力使用量は、業種によって異なりますが事業所全体での電力使用量の約30%~50%を占めます。 その為、最も電力を使用するエアコンに着目することが、省エネ効果全体へのインパクトに繋がります。
日々の取り組みでは、設定温度の調整・フィルター清掃等のメンテナンスがありますが、圧倒的に省エネ効果が高いのは高効率エアコンへの切り替えです。 使用する設備、設置環境によりますが、30%~40%前後の省エネに繋がる場合が多くあります。
オフィスの1日の電気の使い方と、電力消費の内訳
オフィスの場合、ピーク時はエアコンによる電力消費が48%と非常に高くなります。
エアコンの高効率化による電力使用の見直しが効果的です。
医療機関の1日の電気の使い方と、電力消費の内訳
医療機関では、従業員・患者に関わる広いエリアでエアコン・照明を利用する為、エアコンと共に照明の占める割合も高くなります。
電力消費のシェアの高いエアコンの高効率化、照明のLED化による電力使用の見直しが効果的です。
高効率エアコン導入の事例
【工場兼倉庫】 5.1年で投資回収
【工場】 4.6年で投資回収
【オフィス】 3.6年で投資回収
最後に
エアコンは新しい機種であるほど省エネ効果が高く、電気代削減につながります。
また、酷暑日が増えており、エアコンの性能が落ちてくると従業員の健康にも悪影響となります。
政府、自治体共に、エアコンの交換に使える補助金を実施してますので、あなたの会社において、古いエアコンをそのまま利用しているのであれば、まずは私たちにお問い合わせいただければと思います。