名古屋市の中小企業省エネルギー設備等導入補助は、市内の事業所に省エネ設備・再エネ設備を導入する際に、経費の一部を補助します。
申請期間は、令和6年5月7日から令和6年9月13日までです。
省エネ設備は照明のLED化、空調に限られます。
太陽光発電は、10kW以上の出力が条件となり、蓄電池を申請する場合は太陽光発電とセットが必須となります。
補助金の概要
名称 | 中小企業省エネルギー設備等導入補助 |
対象者 | 市内に事業所を有する中小企業者 |
対象設備 | ①照明のLED化 ②空調:トップランナー基準を達成するもの ③太陽光発電:太陽電池モジュールの公称最大出力合計値及びパワーコンディショナの定格出力合計値のいずれもが10kW以上 ④蓄電池:充放電を繰り返すことを前提とする据置型(定置型) ※太陽光発電とセットでの申請のみ可 |
補助率・補助上限 | ・照明のLED化及び空調更新:2分の1以内・上限200万円 ・太陽光発電:1kWあたり5万円・上限500万円 ・蓄電池:1kWhあたり3万円・上限60万円 ※同一年度に一つの補助対象者あたり省エネルギー設備(照明・空調)で1回、再生可能エネルギー設備で1回限り |
申請期間 | 令和6年5月7日から令和6年9月13日 |
上限額は国の補助金に比べて額が低いものの、次のようなGoodポイントがあります。
- 照明LED化の条件が緩やか(国のSii補助金は、照明は「調光機能付」が条件)
- 補助率が高い(機器代+工事費の2分の1。国のSii補助金は「機器代の3分の1」)
- 省エネ診断を受診しなくて良い(愛知県の他の市の補助金は省エネ診断必須の補助金が多数)
予算額は、省エネ設備が2億円、再エネ設備が2,800万円です。
そうなると、太陽光発電はあっという間に予算超過になる可能性がありますので早めに申請をしましょう。