空調制御システムのおすすめメーカー11選|仕組み・種類も解説
空調制御システムとは?
どんな種類がある?
エアコンを交換するより安い?
こうした疑問を抱えている人は少なくありません。
オフィスビルや病院など、事業者の消費電力のおよそ1/4〜1/2を占めるといわれている空調。
近年の電気代の値上がりに伴い、節電できる方法をお探しの方も多いはずです。
その節電方法の一つが空調制御システムの導入です。
しかし、一般的にあまりなじみがないシステムであるため、実際のところどのようなものかわからないという方も多いのではないでしょうか。
本記事では「空調制御」を中心に、以下のテーマにも焦点を当てていきます。
- 空調制御システムを導入するメリット
- 空調制御システムを導入するデメリット
- 空調制御システムを選ぶ際のチェックポイント
- 空調制御システムのおすすめメーカー11選
また、弊社「明電産業株式会社」は昭和23年の創業以来、さまざまな設備の仕入れや施工、補助金申請に携わってまいりました。
空調制御システムの導入支援も取り扱っておりますので、興味のある方はぜひご連絡ください。
空調制御の省エネ効果を知りたい場合は、こちらの記事をご覧ください。
「空調制御の仕組みや省エネ効果とは?デマンド制御や省エネ事例も解説」の記事を見る
空調制御システムとは?初心者向けにわかりやすく解説
空調制御システムとは、建物内の空調を監視・制御・管理するシステムのことです。
空調を自動で制御することで、最適な温度・湿度に調整されるため、省エネルギー化や快適性の向上が期待できます。
また、空調の消費エネルギーが低減することで、電気代の削減だけでなく脱炭素化も図れるため、SDGsの視点からも意味のある施策といえるでしょう。
さらに、自動制御により空調の管理に要する人員の負担が軽減されるため、運用コストの削減や業務効率化の効果も期待できます。
このように、空調制御システムを導入することで多くのメリットが享受できるため、さまざまな事業所で導入が進んでいます。
1-1. 空調制御システムの仕組み
空調制御システムは、空調設備に制御装置と温度センサーを設置し、センサーから取得した温度情報をもとに、空調の送風温度などをコントロールするのが一般的です。
センサーによる温度計測と制御装置による温度コントロールを継続的に行うことで、室内の環境を快適な状態で維持します。
製品によっては、センサーを室内の各場所に設置し、場所ごとに温度を細かくコントロールすることも可能です。
1-2. 空調の制御方法の違いはCAV方式とVAV方式
空調の制御方法は、施設の規模や用途によって、大きく2つの種類があります。
1つはCAV(定風量制御装置)で、もう1つはVAV(可変風量制御装置)です。
CAV方式の特徴は送風量が一定な点で、製造工場などで使われていることが多いです。
1-3. 空調制御システムの種類
空調制御システムを利用する施設の種類は、大まかに分類すると以下のようになります。
- オフィスビル
- 小売店舗
- 商業施設
- ホテル・旅館
- 物流センター
- 医療機関
- 学校
- 工場 など
なお、本記事後半でご紹介している空調制御のおすすめはこの種類で分けているため、自社に合った見出しを参照ください。
空調制御システムを導入するメリット
空調制御システムは一般的にあまりなじみがないため、導入することでどのような効果が得られるのか想像しにくいという方もいるはずです。
そこで本章では、空調制御システムを導入する主なメリットを4つご紹介します。
空調の消費電力削減が期待できる
空調制御システムを導入することで、空調の消費電力削減が期待できます。
空調制御システムは温度センサーと制御装置により、室内の状況に応じて空調を自動でコントロールしてくれます。
これにより、必要以上に冷やしたり暖めたりといったことがなくなるため、電力の無駄を最小限に抑えられるのです。
資源エネルギー庁の資料によると、オフィスビルや病院などの事業所においては、消費電力のおよそ1/4〜1/2が空調に使われているというデータがあります。
そのため、空調制御システムにより空調の消費電力を削減することで、大きく電気代が削減できる可能性があるのです。
また、さらに大幅な電気代削減を目指す場合は、空調制御システムの導入に加えて、空調設備自体の更新(交換)の検討がおすすめです。
最新の高効率空調設備に更新することで、圧倒的なコスト削減効果が期待できます。
節電しながら快適性は維持される
空調制御システムを導入することで、消費電力を削減しつつ快適性を維持することが可能です。
空調の消費電力を削減する方法として、設定温度の変更が考えられます。
しかし、夏季の猛暑時に節電を優先して設定温度を上げすぎたり、冬季に設定温度を下げすぎたりすると、作業効率の低下や従業員の健康被害のリスクが高まります。
そこで、空調制御システムが役立ちます。
例えば、製造業の工場では、生産ラインの稼働状況や工程ごとの熱負荷を考慮した空調制御、さらには休憩時間中の省エネモード切替など、きめ細かな制御が可能です。
これにより、製造業特有の変動する熱環境に対応しつつ、夏季は冷房、冬季は暖房の電力消費を最適化し、年間を通じて電気代の削減が可能です。
空調設備の運用コストを低減できる
空調制御システムを導入すると、空調設備の運用コストを低減できます。
従来の空調は基本的に手動制御でしたが、このシステムは自動で風量や温度をコントロールし、人的・時間的コストを削減します。
例えば、ある自動車部品製造工場では、広大な生産ラインごとに異なる温度管理が必要で、各エリアに担当者を配置していました。
しかし、システム導入後はセンサーが自動的に最適環境を維持するようになりました。
その結果、空調管理の時間を品質チェックや生産効率の改善に振り向けられるようになったのです。
このように、空調制御システムは運用コスト削減と生産性向上に大きく寄与します。
既存の空調システムを活用し容易に導入できる
空調更新は一般的に多額の費用がかかりますが、既存の空調システムを活用した空調制御システムを導入することで、初期費用を抑えながら電気代の削減を実現できます。
たとえば、アイリスオーヤマ株式会社の「エナジーセーバー」は、天井裏に本体を設置し、エアコンと接続することで利用可能です。
また、株式会社アイグリーズ社の「Ai-Glies」は、LoRa無線を使用した機器間通信により、配線や工事の手間を大幅に削減できます。
取付工事は規模によりますが、1~5日間で完了し、従来の有線型に比べて低コストで導入できます。
既存の空調システムを活用することで、低コスト・短期間で導入でき、社内での提案も容易です。
さらに、電気代の削減効果も期待できるため、投資回収も比較的早期に実現できる可能性があります。
したがって、空調制御システムは、設備更新にあまり予算をかけられない企業や、まずは運用コストの削減から始めたい企業にとっても、非常に有効な選択肢となるでしょう。
空調制御システムを導入するデメリット
空調制御システムの導入は会社に数多くのメリットをもたらしますが、その一方でいくつかのデメリットも存在します。
本章では、空調制御システムを導入するデメリットをご紹介します。
既存設備の状況によっては導入できないケースがある
基本的には既存の空調設備をそのまま利用できますが、メーカー・機種によっては対応できないケースもあります。
たとえば、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社の「AI空調制御クラウド」の場合、以下条件に該当している場合は、注意する必要があります。
- 個別空調方式の場合
- スポットクーラーを利用するなど設備の空調と併用しているエリアの場合
- 空調エリアごとに施設利用者が空調機器の設定変更できる運用をしている場合
各サービスごとに対応できない条件は異なるため、問い合わせ段階で自社の空調設備が適合するか否かを確認しておきましょう。
電気代の削減を目指しつつ、既存の空調設備に制御システムが取り付けられない場合は、空調の交換をおすすめします。
なぜなら、空調の交換は空調制御を導入するよりも節電効果が高いことが多いためです。
空調制御の導入を検討する際には、場合によっては空調設備自体の交換も視野に入れるとよいでしょう。
多くの場合サービスの利用に初期費用・ランニングコストが発生する
空調制御システムの導入には、ほとんどの場合初期費用やランニングコストがかかります。
そのため、かかるコストと節約できる電力料金を事前にシミュレーションした上で、何年で回収できるのかをあらかじめ計算しておく必要があります。
問い合わせや見積もりの段階で、企業側が導入効果の試算データを作成・提供してくれる場合もあるため、目安として参照してもよいでしょう。
ただし、鵜呑みにせず自社でも試算しておくことをおすすめします。
中途解約した場合に違約金が発生することがある
サービスによっては、空調制御システムに契約期間が設定されている場合があります。
この契約期間中に解約した場合、違約金が発生することがあるため注意が必要です。
たとえば、関電エネルギーソリューションの「おまかSave-Air」では、契約期間を原則6年(初回契約終了後は1年ごと)とし、中途解約した場合は解約金が請求されます。
契約期間・違約金の有無はサービスによって異なるため、見積もりや問い合わせの段階でしっかりチェックしておきましょう。
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空調制御システムを選ぶ際のチェックポイント
空調制御システムは購入する機会が多いものではないため、どのような基準で選べばよいかわからないという方も多いはずです。
そこで本章では、空調制御システムを選ぶ際のチェックポイントを3つご紹介します。
どのような購入方法に対応しているか
空調制御システムを導入する際は、どのような購入方法があるのかチェックしておきましょう。
なぜなら、購入方法によって支払いタイミングやトータルの費用が大きく異なるためです。
一般的に、空調制御システムの導入方法は、一括購入・リース・サブスクリプションの3つに大別されます。
それぞれの特徴は、以下の表の通りです。
購入方法 | 初期費用 | メリット | デメリット |
一括購入 | 高い | ・長期的にはコスト低減 ・資産計上可能 | ・初期投資が大きい |
リース | 低い | ・初期投資を抑えられる ・費用の平準化 | ・総額で見ると高くなる可能 |
サブスクリプション | 低いorなし | ・初期投資不要 ・最新システムを利用可能 | ・長期的にはコスト高になる可能性 |
費用の支払い方法はもちろんですが、購入方法によっては保証やサポートの内容が異なることもあるため、併せて確認しておくことをおすすめします。
トータルコストが予算内に収まっているか
空調制御システムを導入する際は、初期費用・ランニングコストなどを合わせた金額が予算内に収まっているかも確認しておきましょう。
これはどのようなサービスにもいえることですが、初期費用は安かったもののランニングコストが高めに設定されているために、トータルコストが予想以上に膨らんでしまうことがあるためです。
予算内で収まる業者を探すために、少なくとも2〜3社から見積もりを取るとよいでしょう。
加えて、設備投資回収期間も併せて計算し、総合的に比較することをおすすめします。
初期費用が高くても電気代削減効果が大きければ、早期に投資を回収できることになります。
各社のシステムについて、コストと期待される削減効果を詳細に比較検討することで、最適な選択ができるでしょう。
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どのような機能が付帯しているか
空調制御システムには温度を管理・制御するだけでなく、さまざまな機能が付帯しています。
サービスを選ぶ際は、どのような機能が付いているのかも確認しておきましょう。
空調制御システムに搭載されている主な機能の例は、以下の通りです。
- スマホ・タブレットでの省エネ効果の確認機能
- 電力のデマンド制御機能
- AIによる学習機能
- ビルシステムとの連携機能 など
これらの機能はあるともちろん便利ですが、場合によっては必要ないケースもあるため、自社の状況に応じて必要な機能があるサービスを選択しましょう。
【多業種対応】空調制御システムのおすすめメーカー4選
ここからは、空調制御システムのおすすめメーカー・サービスを種類別にご紹介します。
まずは、多業種に対応したメーカー・サービスからご紹介していきます。
今回ご紹介するのは以下の4サービスです。
商品名 | 導入費目安 | 使用電力量の見える化の有無 | 遠隔サポートの有無 |
Ai-Glies | 要問い合わせ | ◯ | ◯ |
おまかSave-Air | 0円 | ◯ | ー |
AI空調制御クラウド | 要問い合わせ | ー | ー |
エナジーセーバー | 要問い合わせ | ◯ | ◯ |
それぞれのサービス内容や特徴をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
Ai-Glies|株式会社アイグリーズ
株式会社アイグリーズが提供する「Ai-Glies」は、無線+太陽光給電を採用した空調制御システムです。
建物の形状を問わず後付け可能で導入にかかる工数が抑えられるため、直近5年以内に空調を導入した企業でも、電気代削減が可能です。
追加の大きな投資なしで、既存設備を活用できる具体的なソリューションを提供します。
また、快適性を損なわない制御・クラウド画面で電力の見える化・安心運用できるサポート体制など、必要十分な機能・サポートが付帯している、コストパフォーマンスの高いサービスです。
なお、Ai-Gliesは導入規模別に3通りのモデルを取りそろえています。
シリーズ名 | Ai-Glies PRO | Ai-Glies50 | Ai-Glies mini |
室外機制御 最大台数 | 300台 | 50台 | 16台 |
節電制御(不快指数連動制御) | ◯ | ◯ | ◯ |
デマンド制御(ピークカット) | ◯ | ◯ | ー |
室外機制御項目 | 出力レベル制御(ON/OFF制御) | ON/OFF制御 | ON/OFF制御 |
クラウド表示 | ◯ | ◯ | ー |
制御設定 | 遠隔 | 遠隔 | ローカル |
電流測定 | ◯ | ◯ | ー |
モデルケース | 工場等の大規模施設 | オフィスビル等の中小規模施設 | 店舗等の小規模施設 |
室外機の台数に合ったプランを選択できるため、コストの無駄が出にくいのもメリットといえるでしょう。
なお、弊社「省エネ補助金サポートセンター」にご連絡いただければ、補助金を使ってAi-Gliesを導入できる可能性があります。
空調制御システムの導入コストを抑えたいとお考えであれば、お気軽にお問い合わせください。
↓ご不明点や無料相談はこちら↓
おまかSave-Air|株式会社関電エネルギーソリューション
株式会社関電エネルギーソリューションの「おまかSave-Air」は、初期費用ゼロ・標準工期が2〜3日と導入ハードルの低さが魅力の空調制御システムです。
また、施設内に複数メーカーの空調を併用していても利用可能な点、人気の理由の一つとなっています。
ただし、契約期間が6年(初回契約終了後は1年ごとの自動更新)となります。
AI空調制御クラウド|エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社が提供する「AI空調制御クラウド」は、名前の通りAIの深層強化学習を活用した空調制御システムです。
AIが外気温や空調制御ログなどのデータを考慮した空調制御を実施するため、高水準の快適性と省エネを実現できるのがメリットです。
エナジーセーバー|アイリスオーヤマ株式会社
アイリスオーヤマ株式会社の「エナジーセーバー」は、利用中の空調機に専用機器を取り付けるだけで制御システムが導入できるサービス。
今使っている空調をそのまま利用できるため、入れ替えなどの追加コストが発生しないことが魅力です。
また、支払い方法によって「サブスクリプション(あんしん空調省エネパック)」「リースパック」「一括購入」の3つのプランに分かれている点も大きな特徴です。
中でもサブスクリプションプランは利用期間が7年と長めなものの、設置後のサポートが充実しているため、導入後も安心して利用できるでしょう。
【オフィスビル特化】空調制御システムのおすすめメーカー3選
空調制御システムの中には、オフィスビルに特化したサービスもあります。
ここからは、オフィスビルに特化した空調制御システムのおすすめメーカー・サービスを3つご紹介します。
セル型空調システム|azbil アズビル株式会社
アズビル株式会社が提供する「セル型空調システム」は、吹出口単位で細かく空調を制御するシステムです。
これにより、日差しが当たりやすい窓際だけを設定温度を下げるなど、より高精度な空調制御が可能になります。
また、自動で制御するだけでなく、そのときの状況に応じて現状よりも「涼しめ」や「暖かめ」など相対的な感覚設定を導入している点も特徴的。
なお、このような調節時も温度は基本的に変えず、風量や風向を変えることで温度の感じ方を調節するため、快適性を向上させつつも、省エネも実現可能な仕組みとなっています。
P-AIMS|パナソニック株式会社
パナソニック株式会社の「P-AIMS」は、空調だけでなく照明機器など、ほかの設備との連動制御もオプションによって可能にするシステムです。
たとえば、空調と照明を連動制御すると、ネットワークカメラで室内の在籍人数や照度などを検知し、人がいるエリアは空調・照明が自動的にオンになり、人がいないエリアではオフになります。
空調だけでなく建物内のほかの設備機器も制御できることで、大きな省エネ効果が期待できるでしょう。
RICOH Smart MES 照明・空調制御システム|株式会社リコー
株式会社リコーが販売する「RICOH Smart MES 照明・空調制御システム」は、名前の通り照明と空調を制御し、従業員が働きやすい環境をつくるためのシステムです。
温度状況などをパソコン上で「見える化」できるだけでなく、クラウドでデータを保管するため、離れた場所の状況も確認できます。
また、照度センサーや人感センサーを天井・デスクなどあらゆる場所に設置しデータを収集するため、オフィス内を効率よく快適な状況にし、無駄なエネルギーを発生させないことで省エネに貢献してくれます。
【工場・製造業特化】空調制御システムのおすすめメーカー2選
次に、工場・製造業に特化した空調制御システムのおすすめをご紹介します。
工場用ゾーン空調機&陽圧換気空調システム|木村工機株式会社
木村工機株式会社が提供する「工場用ゾーン空調機&陽圧換気空調システム」は、壁掛形・天吊形・床置形・セパレート形・天吊両吹出形と5タイプ用意されているのが特徴の空調制御システムです。
そのため、現場の状況に合ったものを選べるのがメリットとなっています。
また、ソーン空調方式を採用しているのも特徴の一つ。
空調を必要とする空間のみを管理できるため、空調にかかるコストを抑えやすくなっています。
オーセイバー(OHSaver)|株式会社日立プラントサービス
株式会社日立プラントサービスの「オーセイバー」は、既存の空調システムの最適化制御を行うことで、省エネに貢献してくれるシステムです。
新しく空調設備を導入する必要がないため、大規模な工事を行わずに済むでしょう。
また、日々のエネルギー使用量やエネルギー削減効果をパソコン上で確認できます。
省エネルギー効果はわかりやすくグラフで提示され、そのままレポートとして出力できるため、効果検証もしやすいでしょう。
【データセンター特化】空調制御システムのおすすめメーカー2選
次に、データセンター特化型の空調制御システムのおすすめを2つご紹介します。
Smart DASH |株式会社NTTファシリティーズ
株式会社NTTファシリティーズの「Smart DASH」は、AIエンジンによりサーバールームの適切な管理と省エネを実現する空調制御システムです。
ラックごとに設置した温度センサーなどから20秒ごとに情報を収集し、自動で分析・制御・学習までを行います。
そのため、サーバーを増設してもすぐに状況を感知し、自動で空調の最適化を実施してくれるため、運用コストの大幅な削減が期待できます。
Smart Facility Manager|株式会社TOKAIコミュニケーションズ
株式会社TOKAIコミュニケーションズが販売する「Smart Facility Manager」は、AIがデータを収集し、サーバールームの環境を最適な温度環境に調整する空調制御システムです。
サーバールームのデータを収集するための温度センサーが取り外し可能なので、ラックの配置変更や温度測定地点の変更など、変化に柔軟に対応できるのが大きな魅力の一つといえるでしょう。
また、初期費用ゼロ円のサブスクモデルの採用や、3ヶ月のお試し導入メニューを用意するなど導入のハードルが低く設定されているため、導入費用が気になる場合にも取り入れやすいサービスといえるでしょう。
空調制御システムの導入は省エネ補助金サポートセンターにご相談ください
「空調制御システムを導入して電気代削減を目指したいが、そこまでコストをかけられない」
「設備導入に補助金を使えることは知っているが、どれが使えるかわからない」
このようにお考えであれば、省エネ補助金サポートセンターにご相談ください。
省エネ補助金サポートセンターでは、導入を検討している設備や見積金額などをお伝えいただくだけで、利用可能な補助金制度の有無やその金額をお伝えいたします。
当社では、設備の仕入れ・施工・補助金の申請まで一括で対応しているため、それぞれにかかる手間を大きく削減可能です。
また、補助金は全企業が確実に利用できるわけではありませんが、利用可能な補助金がある場合は空調制御システムの導入にかかる費用を抑えられます。
導入コストを抑えたいとお考えであれば、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
空調制御システムを導入することにより、これまでトレードオフの関係と思われていた省エネ・快適性の両方の向上が期待できます。
また、空調の調節にかかっていた運用コストの低減も期待できるため、生産性の向上に寄与する可能性もあるでしょう。
ただしほとんどの場合、初期費用・ランニングコストが発生するため、予算内に収まるか・どれくらいの期間で投資費用を回収できるのかは事前にしっかり確認しておく必要があります。
もし「空調制御システムを導入したいけど費用がネック」「直近で空調を交換したが、あまり省エネ効果が感じられない」とお考えであれば、省エネ補助金サポートセンターにご相談ください。
状況をお伺いし、すぐに補助金の有無をお調べいたします。
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