【神奈川県横須賀市】令和6年度 重点対策加速化事業費補助金(太陽光/蓄電池/照明)
重要なポイント
補助金の概要
神奈川県横須賀市では、2050年ゼロカーボンシティの実現に向けて、「重点対策加速化事業費補助金」として、横須賀市内に住宅や事業所等をお持ちの方を対象に、太陽光パネルや蓄電池などを導入する際の補助金制度を新たに開始しました。
申請期間は令和6年7月30日(火曜日)から令和7年1月31日(金曜日)までです。
先着順となり、予算がなくなり次第終了となります。
補助内容について
横須賀市重点対策加速化事業費補助金は、個人・事業所両方が申請できますが、内容が異なります。
このページでは、事業所の方向けの内容をお伝えします。
正式名称 | 横須賀市重点対策加速化事業費補助金 |
対象者 | 以下の条件をすべて満たす者 ・横須賀市内の事業所 ・中小企業等の事業者 (個人事業主・学校法人・医療法人・社会福祉法人等も対象) |
対象設備 | ・自家消費太陽光発電設備 ・太陽光発電に併用する蓄電池 ※蓄電池のみは対象外 ・高効率照明 |
補助金 | ・太陽光発電設備(自己所有):5万円/kW ・蓄電池:蓄電システム及び工事費の合計金額の3分の1 ・照明:補助対象経費の2分の1 |
申請期間 | 令和6年7月30日~令和7年1月31日 |
担当部署 | 横須賀市経営企画部土地戦略課 |
注意事項について
申請を検討する上での注意事項をお伝えします。
自家消費太陽光発電の注意点
- 補助金の交付(申請後、申請内容が認められてそのまま工事に進んでいい許可)が出るまでは、工事に着手できませんが、やむを得ない理由で着手したい場合には、事前着手届を提出することで補助対象となります(但し、令和6年5月24日以降の着手のみ対象)
- 発電した電力量のうち、50%以上は自家消費する必要があります。
(但し、マンション等集合住宅に太陽光発電設備を設置する場合、発電された電力を部屋で使用する場合に限り、発電した電力量のうち自家消費率は30%以上で可) - 固定価格買取制度(FIT)の認定又はFIP(Feed in Premium)制度の認定はできません。余剰売電を行う場合には、電力会社との契約となります。
蓄電池の注意点
- 蓄電池のみの申請は対象外となります。
- 蓄電システム費用のkWh単価が、設定金額以下でなければいけません。
(設定金額:家庭用14.1万円、業務用16.0万円)
照明の注意点
- 調光制御機能(人感センサー、照度センサー、タイマーによって照明の明るさやON/OFFを自動で制御する機能)を有するLEDが対象です。
(但し、再エネ一体型屋外照明の場合はこの限りではありません) - 法定耐用年数を経過するまでの間、補助対象事業により取得した温室効 果ガス排出削減効果について J-クレジット制度への登録は行えません。
予算額と補助上限額について
この横須賀市重点対策加速化事業費補助金は、申請1件当たりの補助上限額がありません。
つまり、上記の条件を守れば、ルール上はいくらでもOKとなります。
しかし、予算には限りがありますので、注意しましょう。
予算額はまだ公開されていませんが、太陽光発電設備、蓄電池が各5,000万円程度、照明が600万円程度のようです。
仮に、太陽光発電において50kWを申請すると、補助金額が250万円となるため、採択数は20件程度となります。
他の申請次第となりますが、先着順となるため、早めに申請するに越したことはありません。
申請を検討されている場合には、早めにご相談ください。