
【東京都 農業限定】東京農業における再生可能エネルギー利用促進事業(太陽光発電/蓄電池)

東京都は、「東京農業における再生可能エネルギー利用促進事業」として、農業分野においても太陽光で発電した再生可能エネルギーの利用を進めるため、太陽光発電設備等の設置と、その電気を動力に活用する農業機器の購入への費用の補助を新たに開始します。
申請受付期間は7月上旬予定です。
補助事業者は都内区市町村内の農業者となり、実際に設備を導入できるのは、都内の認定農業者または認定新規就農者となります。
重要なポイント
補助金について
補助金の概要
| 名称 | 東京農業における再生可能エネルギー利用促進事業 |
| 対象者 | 都内に住所、主要営農地がある次のうちのいずれかに該当 ・認定農業者 ・認定新規就労者 |
| 対象設備 | すべて自ら農業利用する設備に限る (1) 太陽光発電設備 (2) 電動農業機械及び器具 (3) (1)及び(2)の付帯設備 ※ただし、(1)(2)を併せて導入し、かつ(1)を電力供給源とすること (4) (1)及び(2)と同時に設置する蓄電池 |
| 補助率及び補助限度額 | 対象設備において (1)(2)(3)は補助率2/3以内 (4)は補助率3/4以内 補助上限額は1事業実施主体につき補助金50万円を下限とし、上限額は500万円 (1設備・1機器などの補助対象経費10万円以上のものが対象) |
| 申請期間 | 7月上旬~ |
| 担当部署 | 東京都農林水産部農業振興課 |
認定農業者・認定新規就労者について
認定農業者について
認定農業者とは、区市町村から農業経営基盤強化促進法第12条に規定する農業経営改善計画の認定を受けた農業者をいいます。
農業者が市町村の基本構想に示された農業経営の目標に向けて、自らの創意工夫に基づき、経営の改善を進めようとする計画を市町村等が認定します。
認定を受けた農業者に対して支援措置が講じられます。
農業経営改善計画は、5年後の目標とその達成のための取組を記載します。
主な記載内容は次の通りです。
- 営農活動の現状及び目標(営農類型、年間所得、年間労働時間)
- 農業経営の規模拡大に関する現状及び目標(作付面積、飼養頭数、関連・附帯事業の売上げ等)
- 生産方式の合理化・経営管理の合理化
- 農業従事の様態の改善
支援措置は次の通りです。
- (経営所得安定対策) 畑作物の直接支払交付金(ゲタ対策)
- (経営所得安定対策) 米・畑作物の収入減少影響緩和交付金(ナラシ対策)
- (融資) スーパーL資金及び農業近代化資金
- (融資) 資本性劣後ローン
- (税制) 農業経営基盤強化準備金制度
- 農業者年金の保険料支援
- 農地転用手続のワンストップ化
認定新規就農者について
認定新規就農者とは、新たに農業を始める方が作成する青年等就農計画を市町村が認定し、その計画に沿って農業を営む認定新規就農者に対して重点的に支援措置を講じるものです。
認定新規就農者として認められる条件は次のどれかに該当する必要があります。
- 青年(原則18歳以上45歳未満)
- 特定の知識・技能を有する中高年齢者(65歳未満)
- 上記の者が役員の過半数を占める法人
農業経営を開始して一定の期間(5年)を経過しない者を含みます。
認定農業者は含みません。
認定をもらうためには、まず青年等就農計画認定申請書の作成が必要です。
主な記載内容は次の通りです。
- 年間農業所得及び年間労働時間の現状及び目標
- 目標を達成するために必要な措置
5年後に達成すべき目標及びそのために必要な措置を考えることになります。
認定機関は各区市町村となるため、作成段階で相談することをお勧めします。
補助金活用について
上記の通り、この補助金を活用するためには、認定農業者か認定新規就農者のいずれかである必要があります。
どちらも、経営的な視点が必要となりますが、太陽光発電及び蓄電池の導入により光熱費を削減させることが、経営目標を達成させるうえでメリットが出ることが考えられます。
補助率も、他の太陽光発電設置の補助率に比べて高めとなっています。
都内で農業を行っている方で、太陽光発電、蓄電池による光熱費を削減させたい場合には、こちらの補助金活用を検討してみましょう。
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補助金申請の注意点
対象設備は、既存設備の更新(交換)
補助金の対象となるのは、すでに設置されている機器の更新(交換)が基本です。
この補助金の目的は、脱炭素化社会の促進(CO2の削減)にあります。
古い設備を高効率(高性能)な機器へ更新することで、CO2排出量の低減を目指します。
ただし、太陽光発電設備、蓄電池、EV充電器など、一部の設備については新規の設置が補助金の対象となります。
補助金の採択(交付決定)前に工事ができない
補助金は、原則として申請をおこない、採択された後に工事(施工)をおこなうことになります。
例外として、採択前に施工をおこなうことが可能な補助金もあります。
特に重要なのは、採択前に工事をおこなうだけでなく、業者との契約を結ぶことも不可となるケースがほとんどであるという点です。
採択前に契約や工事を進めてしまうと、補助金の交付対象外となってしまう可能性がありますので、十分にご注意ください。
当社では、補助金申請と施工をセットでおこないます。
煩雑な申請手続きや工事の管理はすべてお任せください。
補助金申請書類が煩雑
補助金の申請書類は非常に煩雑で面倒です。
たとえば、省エネ計算(設備を更新した場合のCO2削減量)やその根拠資料、既存設備の情報など、多岐にわたる書類の提出が求められます。
これらの申請書類の準備だけで、企業様は多くの時間を費やしてしまうことになります。
以下の画像は、補助金の提出書類の一例です。

補助金の申請には時間がかかる
補助金の申請には、1週間から3か月程度かかります。
補助金申請までのおおまかな流れは、次のとおりです。
申請期間の確認
期限に間に合わない場合は、別の補助金を探すのでご相談ください。
明電産業グループにご連絡
補助金は条件や申請方法が複雑なので、条件に合う補助金を探します。
現地調査
現地で設備や設置場所を確認して、補助金の条件に合っているか確認します。
見積りと補助金額のご連絡
補助金申請に使える見積書を作成します。
補助金の申請手続き(当社が無料代行)
実施することが決まった場合にはご連絡ください。
補助金の書類作成はとても大変ですので、当社で作成します。
さらに、補助金の採択(交付決定)は申請後1か月程度(半年程度かかる補助金もある)かかります。
補助金申請を検討している場合はお急ぎください。
必ずもらえるとは限らない
補助金は、申請をおこなっても必ず採択されるとは限りません。
申請後は補助金事務局による厳正な審査がおこなわれます。
せっかく手間をかけて面倒な申請をおこなったとしても、不採択となる可能性があることをご承知おきください。
審査の過程で提出書類に不備や漏れなどがあった場合、事務局から申請者へ問い合わせが入ります。
当社にご依頼いただければ、この事務局からの問い合わせ窓口も請け負います。
補助金事務局との質疑応答などもすべてお任せください。
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補助金の申請代行の注意点
補助金申請の実績のある業者を選ぶ
補助金申請の成功率を高めるためには、専門知識と豊富な実績を持つプロに依頼することがとても重要です。
代行業者を選定する際は、以下の点に注目しましょう。
- 豊富な採択実績があるか:
難易度の高い補助金を含め、普段から申請業務に慣れているか。 - 専門分野に精通しているか:
導入を検討している省エネ設備や再エネ設備に関する知識が深く、CO2削減量計算などの専門的な要件に対応できるか。 - 工事・設備に関する知見があるか
申請だけでなく、実際に交付決定後の工事や設備導入に関する専門的な知識も持ち合わせているか。
適切な申請代行業者を選ぶことで、煩雑な手続きをスムーズに進め、採択の可能性を高めることができます。
費用が無料または低価格なところを選ぶ
補助金申請の代行費用には、初期費用や成功報酬(成果報酬)など、さまざまな体系があります。
近年では、初期費用を無料として、採択時に費用が発生する成功報酬型を採用している業者が増えている傾向が見られます。
費用を抑えたい場合は、こうした費用体系を比較検討することが重要です。
明電産業グループ(当サイト運営者)は、補助金申請費用を完全に無料で承っております。
不採択の場合
補助金が万が一不採択となった場合の費用負担は、代行業者によって対応が異なります。
一般的には、「初期費用がそのまま損失となるケース」や、「成功報酬はかからないものの初期費用のみは返金されないケース」など、業者によって対応が分かれます。
明電産業グループ(当サイト運営者)では、補助金が不採択となった場合も費用は一切発生しません。
お客様には、費用負担のリスクなく安心して補助金申請をおこなっていただけます。
FAQ:よくある質問
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導入コストを下げる、当社のトータルサポート
創業70年以上の実績と一括サポート
明電産業グループ(当サイト運営会社)は、昭和23年創業の電設資材の専門商社です。
当社は中小企業向けに、補助金を使った省エネ・再エネ設備の導入支援を得意としています。
設備導入に必要な補助金探し、機器選定・調達、施工、補助金申請(無料)をすべて一括して請け負っております。
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豊富な実績を持つ得意な設備
当社は、省エネ・再エネ設備の導入を得意としています。
特に、グループ会社にキュービクルのメーカーを持つため、以下の設備に強みがあります。
- 太陽光発電設備(ソーラーパネル)
- 蓄電池
- LED照明(蛍光灯や水銀灯からLEDへの更新)
- 空調設備(業務用エアコン)
- キュービクル・変圧器
- EV充電器
- その他、電気設備全般
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